配信にボイスチャットの会話を乗せない方法~VoiceMeeter Bananaの設定~
下記を実現するための最高にシンプルな方法を説明するよ。
・FF14等PCゲームの配信をしたい
・でもVCの会話が乗るのは恥ずかしいし、仲間からクレームも出ちゃうから会話を配信に乗せたくない!
■書くことになった経緯
以前から配信にVCの会話を乗せない設定をしていたけど、
PCを新調したタイミングで再設定するのに時間がかかったので、
メモ代わりに設定周りの説明を残しておくことにした。
配信に音声乗ることに抵抗がある人がいるので、
そういう人向けにもできるだけわかりやすく書くつもりだよ!
■注意事項
この設定をするとVoiceMeeter Bananaを動かしてないと音がでなくなります。
設定ですぐ戻せますが、その辺がよくわからない人はあきらめてください。
■必要なソフトウェア
Voicemeeter Banana
http://vb-audio.pagesperso-orange.fr/Voicemeeter/banana.htm
リンクわかりづらいからexe版のDL URLも置いとく。
http://vbaudio.jcedeveloppement.com/Download_CABLE/VoicemeeterProSetup.exe
■インストールから設定までの手順
1. ソフトをインストールする
DLしたVoicemeeter Bananaをインストールしてください。
英語だけど特に難しくもないので、手順は割愛。
このインストール後2の設定が終わるまでスピーカーから音が出なくなるので注意してください。
2. 音がでるように設定をする
※1にも書いたとおり、この設定をするまでスピーカーから一時的に音が出なくなります。
インストールしたVoicemeeter Bananaを開いてください。
※ Bananaとついてない方のソフトだと、画面が違うのでBananaの方を開いてください。
画面右上の「A1」をクリックし「WDM:スピーカー~」を選択してください。
(↑の画像の赤枠部分)
次に右上の「Menu」から「System Try(Run at Startup)」にチェックを入れてください。
これで今後PCを起動したときに、自動的にこのソフトが立ち上がるようになります。
必要だったらその下の「Show App on Startup」にもチェック入れてください。
最後にWindowsのサウンド設定を開いてください。
再生タブの「VoiceMeeter Input」を選択し「規定値に設定」をしてください。
※似たような名前があるので、確実にAuxが付いてないほうを指定してください。
設定ができると↑画像のように、規定のデバイスという表示になります。
ここまで設定ができると、スピーカーから音が出るようになります。
※ スピーカーではなく、USBヘッドセットとか使ってる人はそれように設定してください。
3. VCソフトの設定をする
★Skypeの場合
[ツール]-[設定]-[オーディオ設定]を開いてください。
スピーカーの設定を↑の画像のように「VoiceMeeter Aux Input (VB-Audio~」に設定してください。
※似たような名前があるので、確実にAuxが付いてるほうを指定してください。間違えると配信に音声が乗ります。
★Discordの場合
[設定]-[音声]を開いてください。
出力の設定を↑の画像のように「VoiceMeeter Aux Input (VB-Audio~」に設定してください。
※似たような名前があるので、確実にAuxが付いてるほうを指定してください。間違えると配信に音声が乗ります。
4. 配信ソフトの設定をする
※ Open Broadcaster Softwareの最新版OBS Stdioの例だけ載せてますが、他のソフトでも変わらないはず。
「デスクトップ音声のプロパティ」を開いてください。
デバイスの設定を↑の画像のように「VoiceMeeter Input (VB-Audio VoiceMeeter VAIO)」に設定してください。
※似たような名前があるので、確実にAuxが付いてないほうを指定してください。間違えると配信に音声だけが乗ります。
以上の設定をすることで、配信のゲーム音とVCの音声が分離した状態で配信ができるはずです。
一度テストしてみてください。
■一応解説
こんな感じになってます。
↑の左がVoiceMeeter Input、右がVoiceMeeter Aux Inputの設定になります。
ここのA1ってチェックを外すと、スピーカーから音が出なくなるので、好きに設定してください。
ボリュームバーをいじることで入力時の音量調整ができます。
また、↑の画像にはありませんが、右下のMASTER SELECTIONのA1をいじることで、A1自体の音量設定もできます。
■最後に
あくまでも僕が設定したい最低限の設定について記載しました。
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